女子10000m 異例の再レース 廣中が30分56秒32で銀、矢田も31分12秒21で銅、翌日のレースも疲れ見せず粘りの走り【陸上・アジア選手権】

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2025年05月29日 11:09  TBS NEWS DIG

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■第26回アジア陸上競技選手権大会 3日目(日本時間29日、韓国・クミ)

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女子10000mは再レースが行われ、廣中璃梨佳(24、JP日本郵政グループ)が30分56秒32で銀メダル、矢田みくに(25、エディオン)は31分12秒21で銅メダルを獲得した。ジェプケメイ(29、カザフスタン)が30分48秒44で優勝を手にした。

前日28日に行われたレースでは5200mを過ぎたところで強風と豪雨の影響で異例の中断に。5000m以上走っていたが、全員再レースに臨み、廣中は選手紹介では笑顔を見せて、大きく手を振って声援に応えた。

スタート直後に先頭へ出た廣中、最初の800mは先頭でレースを引っ張った。矢田もしっかり3番手に位置を取った。1600m付近で廣中は3番手に下げて、スタミナを温存、矢田と共にジェプケメイとモトシオ(34、バーレーン)を追っていった。

2400m付近でジェプケメイがペースをあげると廣中と矢田は徐々に離されて、4000m付近では約50mの差が付いた。

それでも前日の疲れを見せず、先頭を追っていった廣中と矢田、5600m付近で落ちてきたモトシオを捉えて、廣中が2位に、矢田も3位に順位をあげた。廣中もペースをあげて約100m差のあるトップのジェプケメイを追っていった。

8000m付近でトレードマークの帽子を脱ぎ捨ててラストスパート、8800m付近ではトップとの差は12秒、約70mまで詰め寄った。最後まで粘りの走りを見せた廣中だったが、ジェプケメイに逃げ切られて、30分56秒32で銀メダル、矢田も廣中のペースからやや遅れたが、最後まで粘り31分12秒21で銅メダルを獲得した。
 

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  • “前日のレースは残り4400m付近で異例の途中中断”“前日に選手らは約4600m走っていた”あれ?9000mレース??
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