決勝弾を挙げたリオネル・メッシ(右)[写真]=Getty Images FIFAクラブワールドカップ2025・グループAの第2節が19日に行われ、インテル・マイアミ(アメリカ)とポルト(ポルトガル)が対戦した。
アル・アハリ・カイロ(エジプト)との今大会開幕戦をスコアレスドローで終えたインテル・マイアミ。今節も前節に続き、リオネル・メッシやルイス・スアレス、セルヒオ・ブスケツなどが先発に名を連ねた。対するは、同じくパルメイラス(ブラジル)との初戦をスコアレスドローで終えたポルト。今夏に加入したばかりのガブリ・ベイガらが先発入りを果たしている。
試合は開始早々にスコアが動く。5分にハーフウェイライン左でボールを持ったファビオ・ヴィエイラが逆サイドへ大きく展開。ドリブルで仕掛けたジョアン・マリオ・ネト・ロペスがボックス内でマーカーに倒される。主審は一度プレーを流したものの、VARの助言によりオンフィールドレビューを実施。ポルトにPKが与えられると、サムエル・オモロディオンがキックを沈めて先制点を挙げた。
39分にもポルトが決定機を作り出す。敵陣左サイドに張ったフランシスコ・モウラにボールがわたると、内側のスペースをイバン・マルカノが勢いよくスプリント。スルーパスを受けながらダイレクトで折り返し、ニアでオモロディオンがフリックを選択する。ゴール正面のロドリゴ・モラに繋がり、華麗なターンで相手選手を翻弄。右足でシュートを放つが、ボールはマキシミリアーノ・ファルコンにゴールライン上で防がれた。
44分には中盤でのボール奪取からポルトが前進し、ペナルティエリア手前でロドリゴ・モラがパスを引き出す。オモロディオンに預けながらボックス内でボールを受け直し、ペナルティアーク付近でフリーとなったアラン・バレラにバックパス。ダイレクトで右足を振り抜いたものの、強烈な一撃はポストに弾かれた。
そんななか、後半開始直後にゲームは振り出しへと戻される。マルセロ・ヴァイガントが敵陣右サイドのタデオ・アジェンデに散らし、自身は背後から回るようにオーバーラップ。リターンをワンタッチでクロスに持ち込むと、マイナスの折り返しをテラスコ・セゴビアが合わせる。豪快にシュートをネットに突き刺し、貴重な同点弾を挙げた。
さらに53分、ペナルティエリア手前でメッシが倒され、インテル・マイアミが絶好の位置でフリーキックを獲得。緊張感が高まるなか、メッシ自らボールを抱えてキッカーを務める。左足から放たれた芸術的なショットは曲線を描き、鮮やかにゴール右上へと吸い込まれる。“神の子”のフリーキックでインテル・マイアミが逆転した。
結局、そのまま試合は2−1で終了。勝利したインテル・マイアミが今大会初白星を収めた。次節は23日に行われ、インテル・マイアミはパルメイラスと対戦。ポルトはアル・アハリ・カイロと対戦する。
【スコア】
インテル・マイアミ 2−1 ポルト
【得点者】
0−1 8分 サムエル・オモロディオン(PK/ポルト)
1−1 47分 テラスコ・セゴビア(インテル・マイアミ)
2−1 54分 リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)
【動画】芸術的なメッシのフリーキック!
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⚽️ゴール (53:37)
👟Lionel Messi
🆚Inter Miami CF vs FC Porto
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