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15日午前8時40分ごろ、神戸市垂水区を運行していた山陽バスの運転手(51)から「急ブレーキで複数人が負傷した」と110番があった。垂水署によると、1〜77歳の乗客13人がけがをし、このうち1歳の男児を含む男女8人が病院に搬送された。34歳の女性が足の骨を折る重傷だが、いずれも意識はあり、命に別条はないという。
現場は片側2車線の県道。バスの運転手は署に対し、停留所からバスを発車させようとしたところ後方からタクシーが来て、バスの前に車線変更したため、ブレーキをかけたと説明している。
近くで飲食店を営む女性(42)は「特に大きな音はなく、気付いたときには救急車がたくさん来ていた」と話した。別の男性(60)は「左折しようと、停車しているバスの前に割り込む車は多い。危ないと感じていた」と話した。
山陽バスによると、バスは路線バスで約40人が乗車していた。垂水署が当時の詳しい状況を調べている。【前田優菜、木山友里亜】
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